- 作者: レイモンドブリッグズ,Raymond Briggs,樹山かすみ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1994/11/01
- メディア: 大型本
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今日の読み聞かせは、スノーマン。
今日の生活科の時間は、母に、丹後の掛津から送ってもらった松ぼっくりでツリーを作りました。すっかりクリスマスモード。教室には、柿とポインセチアを同居させる予定。
今日は『虫』という漢字の学習でした。「むし」だけじゃなくて、「チュウ」という読み方もあるという話になりました。
「虫がつくことば、どんなものがある?」ときくと、Jくんが、すかさず「チューリップ」と答えました。私、こけました。
Jくんは、すごいです。「音」という字のときは、「おとうさん」と答えてくれました。
ちょっと漢字をしっている子や、大人からは、決して出ない発想ですね。
Jくんは、ほぼ全ての漢字において、こんな漢字です。あ、いや感じです;-P
野村誠さんが、著書の中で、「勘違いや間違いは、子どもの尊い才能ですよ」とおっしゃっています。
音・リズム・からだ 園児とつくった音楽あそび40 おすすめ年齢表付き
- 作者: 野村誠,鈴木潤,林加奈,服部敬子
- 出版社/メーカー: 民衆社
- 発売日: 2000/01/01
- メディア: 単行本
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野村さんは、作曲家。子どもとの共同作曲をたくさんしておられます。
子ども達のつぶやきや、間違いや、勘違い、反抗・・・色んな反応を受け入れて、音楽にしてしまいます。それは、本当にミラクル。感動的です。
子どもの間違いを否定してしまいがち、というより、正しい方向に導こうとしてしまいがち。それは、教師であるから、仕方ないのかもしれないけれど、クリエイティブではないな、と思います。そして、正しいことが、それほど大切なのかな、とか、色んな疑問が浮かんできます。
私が子ども達に伝えてたいこと。
それは、「それでも人生は、素晴らしい」ということです。
私自身が、人生の美しさ、おもしろさに気づけたことで、どんな状況にあっても人生を楽しんでいける気がするからです。
だから、身をもって、人生を楽しむ姿を示したいと思う。
そういうことを伝えたいのなら・・・どんな授業をしていけばいいか。
正しいことを知っていくことよりも、どんな間違いも、楽しめる可能性を持っているということかもしれない。
そういうことを楽しんでいる姿を見せていくことかもしれない。
そう・・・
毎日、漢字の勘違いも、めっちゃ多いけど、そういうの、実は、すっごくおもしろいなあ。もっと、それにのっかってみたい。
今日は、余裕がない日でした。こうありたい、と思う自分と、そうできない自分。そういうもにも、イライラしていると思う。子どものせいにしている自分もいるし・・・。
・・・
子どもが、「虫」の学習の最後にこういいました。
「せんせい、“ちゅうかりょうり”は?」
「ちゅうかりょうりの“ちゅう”が、“虫”やったら、こんな料理になるで〜」
黒板に、ウジムシや、テントウムシや、カブトムシの入った料理の絵を描く。
喜びました。
こういう余裕を持ちたいです・・・一日の最初から最後まで。
休み時間は、余裕なんやけどなぁ・・・