ちょっとイライラしてくる。一呼吸おきたいときは、膝にのってくる子を、ぎゅーっとハグさせてもらいます。子ども達は、私の心の内などつゆしらず。いつもとかわらず、きゃっきゃ、きゃっきゃと喜ぶばかり。でも、私は、イライラを落ち着かせてもらえて、泣きたいくらい、感謝でいっぱいです。
だっこさせてくれて、ありがとう。
- 作者: 松谷みよ子,味戸ケイコ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1987/12/01
- メディア: 大型本
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世界人権月間です。
毎日、指導していることであるけど、改めて、指導しなおす。
昼休み、教室に帰ってたら、いっぱいトラブルが勃発していたので、そこから授業をスタート。
お互いを大切にするために、どうしていけばいいのか、を話し、話し合いました。
「いじめ」や「差別」という言葉を、子ども達は、知らない。
でも、言葉を知らなくとも、その行為をしてしまっているのです。
人間の弱い心と、戦っていくしかないのだ、と言いました。
誰にだって、いじめや差別をしてしまう弱さは生まれながらにあると思う。
そうした弱さを意識し出している子もいる。まだ、無意識にしている子もいる。
まず、それを意識させること、そして、その弱さと対峙する自分を創っていくこと。
自分の醜さも、美しさも、両方知っている人になってほしい。自分もそうありたい。
だって、人間だもの、ね。
私達は、温度のある生きもの・・・。
今日はとってもいい天気だったな〜!
昼休みは、こうもりごっこをしました。
Sちゃんが、こうもりのお兄さん。
Jくんが、こうもりのお父さん。
私はこうもりのお母さん。
パーカーの裾を両手で背後から持って、羽を広げ、飛びます。
寝ているときのポーズとか、住みかとか、いろいろ決まっておもしろかった。
さあ、明日はいよいよ、大学生を向かえての図工の授業です。
こうもりの家を作ることになりそうな。
今日は、初めて連絡帳に持ち物を書かせた。
自分で、ダンボールの家を想像しながら、材料集めをしてほしかったから。
だって、いちばんワクワクすることじゃない。その楽しみは、是非味わってほしいから。アレ持ってこよう、これ持ってこよう、という声が聞こえる。もう、図工の時間は始まっている。そういうふうに考えると、日常の暮らしが、どんどん魅力的になっていくのだ。
夜は、図工室に、あれやこれやと運び込む。このときのために、せこせこためておいた、材料たち。
今は、からっぽの図工室。どんな街が生まれるんだろう。たのしみ!
ロンドン6日目。
昨日から、部屋にフランス人の女の子が泊まっている。すごく感じのいい人で、話しやすい。今日は、ジンジャーブレッドマンケーキをくれる。おいしい〜、Merciね。
ユースに来て、6日目だけど、いろんな人が、入れかわり、立ちかわり。8人部屋だから、毎日、違うメンバーで過ごしているかんじ。
メキシコの大学生2人組みは、朝早くに帰り、マンチェスターからボランティアで来ていた女性も、次の場所へ・・・セントポール大聖堂の鐘の音だけが、毎日変わらず、響いています。
私も、1日の朝には、ここを出て、ロンドンセントラルユースに移る。
今日は、のんびり。駅近くに、FREE Wi Fi スペース(無料でネット接続できる場所)を見つけたので、そこで、ポストカードかいだり、ネットしたり・・・。1杯の紅茶で、3時間くらいいたかな。
だって、窓際の、大きなソファが心地よいったら!差し込む日差しが、気持ちいいったら!カフェの感じも、音楽も、結構気に入った。明日も、来ようかな。
ロンドンは、絵になる街だなぁ・・・と思う。
ダブルデッカーは、何度見てもかわいい。
電話ボックスは、2つくっついて、ちょこんとしてて、思わず、電話をかけたくなるね。味がある。観光客が、あちこちで、電話ボックスと写真をとっている。(私も、誰かときたら、絶対にとってるな〜)
建物は、歴史を感じさせるものばかり。なんていうか・・・そう、品がある。
昔から、かわらない建物、でも、中には、現代のカフェや会社が、きちんとおさまっていて。
狭い路地、石畳、公園、橋・・・すべてが、バランスがとれている。
私は、新しい街に暮らすのが好きだと思う。
引越しして、まだ、誰も知り合いがいなくて、一人で街を探検しにいく。
駅、図書館、スーパー、カフェ、公園・・・自分のお気に入りの場所を見つけるたびに、少しずつ、街が自分のものになっていく。そういう過程が、楽しい。
『魔女の宅急便』のキキみたいな気分なんだよね。
初めて、大学のある街に越してきて、一人暮らし。車もなくて、近くのスーパーが、7キロも離れていて・・・バスにのって、出かけたこと。バス代が足らなくて、見ず知らずの人に、貸してもらったこともあったっけ。
自転車を買ってからは、はりきって、買い物にでかけたけど、何しろ、坂道が多い街で、家に着いたら、買った卵が全部割れていて、それから、もう自転車での買い物には行かなくなった。
1回生の終わりに、車を買ってからは、まったく世界が変わった。
自由だと思った。やっと、手に入れた自由。車に乗って、私はどこへでもいけたし、一人で知らない街、行ってみたかった場所にいけることが、嬉しくて、嬉しくて。
それから、誰かを、お気に入りの場所に連れて行くっていう喜びも知ったなあ。
アメリカに留学したときは、バスにのって、色々出かけた。
お気に入りのスーパーや、古着屋さん、雑貨屋さん、「Acostic Cafe」、ロビンズ小学校・・・バスにのったら、どこへでもいける!バスの中では、よく江國さんの小説を読んでいたなあ。
大学を卒業して、働くために、今のアパートに越してきたときも、わくわくした。
覚えている。その頃の匂い。日差し。風。
アパートの近くに土手があって、よく散歩にいった。
一人、どこまでも、どこまでも。桜の季節、夏の夜空、秋の虫の声、冬の寒さ。一人の夜道の散歩は、私が作られる時間でもある。
ロンドンにも、なんだか暮らしているみたい。そう、私、そんなふうに旅をしたい。
地下鉄の乗り方、バスの路線、スーパーの名前、ホテルのまわりのお店・・・色々、わかってきたよ。
観光名所にたくさん行くより、私は、そういうささやかな生活を楽しむことがとても好き。
きっと、そういうことを、時がたっても覚えているんだと思う。
beautiful sunset!
☆☆☆
私のブログをみて、いろんな人がコメントをくれる。Mixiにもメッセージをくれる。
ウシミさんのロンドン耳より情報、うれしい!ぜひ、自然史博物館の恐竜の骨とクスクスに、出会いたい!「地球の歩き方」の説明より、知人からの情報は、血肉化されていて、心と身体が動かされる。ウシミさん、ありがとう!ダリ博物館も、ぜひ、いってみます!
ミポ@中学の同級生からもメッセージが。ワーホリで、ロンドンのユニクロで働いていて、今は結婚して、一児の母。同級生なんだけど、生き方違っておもしろい。
その子も、ロンドン耳寄り情報を届けてくれた。チャイナタウン、早速行って、ご飯食べてきたよ〜!久しぶりのAsianなご飯が、幸せでした。トムヤンクンに、卵チャーハン。お腹いっぱい。
郵便局のおじさんに、New Years Eveのおすすめ場所を聞くと、「そりゃあ、トラファルガー」だよ〜、と教えてくれる。でも、気をつけてね、だって。ロンドンの人は、みんな結構愛想がよくて、親切。都会ではあっても、ニューヨークのような、荒っぽさ、冷たさがなくて、安心。
夜は、コヴェント・ガーデンへ。
ああ、ここ、すきすき!今まで来た中で、一番好きな場所からも。ロンドンの中で。
『My Fair Lady』の、イライザと、ヒギンズ教授が出会った場所なんだって。うん、その雰囲気、わかるかも。
いろんなマーケット、小さなお店が、こちょこちょあって、かわいい。音楽を奏でている人も、あちこちにいて、にぎわっていて、楽しい。
その中で、すご〜く、乙女心をくすぐるショップを発見!
大好きな蝶々モチーフがいっぱい・・・。
前、名古屋にいったとき、海外からの品物をたくさん置いている店があってん。
そこで、ニットの、色合いがめっちゃきれいなスカートを買った。
あまりにも、置いてある商品が素敵なので、店の主人のおばあちゃんに、聞くと、「ヨーロッパに買い付けにいってるのよ〜」って。
かっこいいな〜、おばあちゃん。素敵!感激しちゃった。
そのおばあちゃん、ここのお店に来てたんじゃない?っていうような、同じような商品が並んでいる。
かわいい〜。何度も、お店の中を、うろうろ。
こういう、新たな「かわいいもの」との出会いも、旅には欠かせないエッセンス。
もう一回人生があるなら、雑貨や、服や、靴をあつかうお店屋さんになる。で、バイヤーとして、海外に買い付けにいく。そういうセンスは、あると思うねん。仕事、定年退職したら、本気でしようかな。
コヴェント・ガーデン、気に入りました。また、来るわ!
さあ、もう1年もおしまいです。今年も、素晴らしい年だったなあ。。。