美しいケンカ

 「しなリレ」のことを書こう・・・と思いつつ、慌しくて書くこともできず・・・!

 日々、思いがけず、色んな事が起きます。でも、今は、仕事が楽しい!そうなんです。楽しいのです。

 本当に、学ぶことが好きなんだなあと思います。毎日、幸せ。

 この本を読んでいると、子どもの中から、「なんか、100かいだての家みたいやなあ」という声。うん、そうだね。同じ、わくわく感。

 子どもの頃、何度も読み返しました。むくむくむっく、想像がわいてくる。

 よく、住みたい家の設計図を、広告の裏に書いてました。犬の散歩のときには、自分で、物語を創って、ずっと、そのセリフを言いながら、歩いていました。

 その時に、ずっと、中心にあったのは、家。

 小学校6年のときは、仲良しの男の子と女の子の友達で、通学路にある、ボロ小屋を、改造して一緒に住むという設定の物語が、毎日繰り広げられました。

 その後、ある子に恋してた時は、結婚して一緒にラーメン屋を営んで・・・という設定の物語でした。

 阪神大震災が起きたときは、小さい子どもが、家に避難してきて、一緒に暮らす物語。

 散歩の時間って、最高の空想・妄想タイムだったと思います。

 中学生になってからは、歌ばっかり歌ってました。田んぼ道を、大声で。時々、後ろから人が来て、赤面してたな〜。ジュディマリCoccoちゃんを、熱唱してた。

 あの散歩道で、培われたものは、果てしないです。

People

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 世界に関わる本を、いっぱい読んでいます。国際人権月間です。世界には、いろんな人がいます。その美しさ、尊さよ。

 NHK「みんなのうた」の「数え歌」。とってもいい歌!音楽の時間に歌ってます。来年は、全校合唱で歌いたいなあ!とっても素敵な曲です。

 今日は、子どもが、つかみあいのケンカをしました。

 もうね、とっくみあいのケンカです。

 あまりに、美しいので、しばし、ほっておいて見ていました。

 エネルギーが、きちんとぶつかりあい、反応しあっているのは、見ていて、気持ちがいいのです。

 強い子が弱い子をいじめるのは、美しくないから、見ていたくない。

 でもね、今日のは、いいケンカでした。

 1学期は、超!泣き虫だった男の子。ケンカが出来るくらい強くなったな!すごいやん。

 結局、顔には絆創膏2つのケガになりましたが、それは、彼の勲章だと思います。

 ケンカをしたら、すぐに止めさせて、ケンカの原因を整理して、今後無いように指導する。

 そうすることもあったけど、最近は、ケンカを、眺めるようにしています。

 子ども達から、生まれるものを、ちゃんと受けとめようと思うのです。

 それを、否定するのは、大人がこぎれいにまとめるのは、なんかおかしいなって思う。

 でも、ケンカの仕方は言う。道具は使わないこと。顔、特に目には気をつけること。お腹は大切なこと。頭を使って、ちょっとリスクを考えながら、ケンカすること。

 美しいケンカのために。その先にある、しなやかなリレーションのために。