楽しみで、楽しみで、楽しみでならないのだけれど、不安もいっぱい。
英語でインプロ。いつもの、ひらめき→即行動で、ついに、明日がワークショップなんだけど、不安が増してくる。
何を用意すればいいんやろ・・・そんな不安。
ファシリテートは、すぅさんにおまかせなんだけど、できるだけ、参加者のみなさんが、楽しめるように、学び多き時間になるようにコーディネートするのは、私の役割なわけで。
英語や日本語でインプロするとなると、「英語で何て言っていいか、わからない」という人のために、基本表現をスケッチブックに書いてしめそうか?
でも、そうすることで、インプロの魅力である、自由な表現を、奪ってしまうことになるのでは?
正解、間違い、という概念がないところに、インプロの魅力があるはずなのに、いつのまにか、上手にできるように、あれこれ、余計な心配をしてしまう。
不親切なくらいがいいのか・・・多分、そっちの方が、自分の、未開発の部分を、使えるから、いいんだけど。
でも、参加者の人にとって、すごく、負担になるのも、悪いな〜。
う〜ん、なんてもしかしたら、考えても、何の意味もないかもしれないこと、ここ数日、ずっと考えています。
そうやって、考えれば、考えるほど、可能性にも気づく。
英語を正しく話そうとすればするほど、英語が上手く話せない。かつての私はそうだった。
今は、かなりいい加減だ。日本語がわからないと思っても、平気で、日本語のフレーズを、英会話の中で、口走ったり、でたらめな文法とわかっていても、なんとか通じたらいいやろ、と相手の理解力に委ねて、何食わぬ顔で、会話を進めてしまう。そういう、ふてぶてしいENGLISHを、私は、やっと、身につけた。
そうなると、もう、前のようにストレスがなくて、自由だ。
インプロ×英語なんて、ほんと、最高のコンビネーションを、よくぞひらめいたね、キューピーちゃん、という感じだけど、そうそう。そうなの。
インプロの、間違いがない。全てのアイデアを受け入れ、それに、自分のイマジネーションをのせていく。だから、何が出てきても、OKなのだ。文法の間違いだろうが、英単語がわからなくて、ジェスチャーになろうが、沈黙が流れて、笑いが出ようが・・・多分、そこから、物語が生まれることだってある。だから、あんまり、ちゃんとした会話が成立するように、私が、せこせこ動きまわらないほうがいい。そうするほうが、参加者の皆さんにとって、これまで、学校教育の英語の授業の英会話とは、違うおもしろさや気づきをプレゼントできるだろうから。
「英語は苦手なので・・・」というメッセージとともに、いくつも、申し込みをもらった。
そういう皆さんが、英語で即興劇をするという、聞いただけでは、なんとも無謀な?と思われそうなことを、きっと、難はありつつも、逆に、それをおもしろがって(ピンチはチャンスととらえて)、学びにつなげてくださることを願おう。
武装するより、力をぬくことで、勝つのだ。
いいダンスをするための身体づくり。私は、ストレッチで、からだを無理にでも、のばしまくる!というストレッチを一時はしていた。
だが、あるとき、全く違うウォーミングアップを進められる。モダンダンスの先生に。
それは、筋肉をゆるめる、というもの。
身体の筋肉をゆさぶってやる。実は、踊る前の、日常の身体の筋肉は、こちこちにかたまっているから。
あれよ、あれよ。本当が、身体が軽くなる。マッサージは、踊ったあとにするものだと思ってたら、実は、踊りの前にするのがいいみたい。
そういう発想の転換、というより、人間の身体の仕組みに、ちゃんと耳を傾けること。
自然であるというのが、一番、理想的な姿・・・だとしたら。
みんながスポンテニュアスである、外国人とのコミュニケーションのとり方。英語教育の在り方。
英語を話すときも、なお、自分らしくあること。
自分らしくあること、自然体であること、そう・・・脱ぐことは、実は、結構難しい。
不安がいっぱいあるけれど、不安だから、武装しようとするけれど・・・
明日は、不安です、でも、きっとなんとかなる!のです。
だって、何が起こっても、なんとかなっちゃうのが、インプロだから。
そういうことを、学ぶ場であるから。
生き方のレッスンなのです。
ふう。
自分の頭の中を、整理するために、そして、自分にいい聞かせるために、こうして文章にします。
明日は、午前は、手作り市のツアーに13人。それから、ワークショップに、28人。そしてそして、懇親会に、17人と、1日中わくわくどきどきしっぱなし!の1日になりそうです。
参加者も、スタッフも、そして、会場を提供してくださる六館堂のみなさんも、みんなにとって、素敵な1日になりますように!
Happy 10th Anniversary!!