☆今週の読み聞かせ絵本☆
♪火曜日♪
- 作者: 大塚勇三,赤羽末吉
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/10/01
- メディア: ハードカバー
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国際理解教育の一環で、モンゴルについての学習をしています。この夏の旅でとってきた写真を、いろいろクイズにしながら、勉強します。「モンゴルってどんな国?」
「ゲル」の写真を見せると、「ケーキみたい!」との声。白い覆いが、生クリームで、真ん中に突き出た煙突はろうそくだそうです。
ゲルの中の写真では、テレビがあることにとても驚いた様子。すみた〜い!入ってみた〜い、と歓声があがりました。
さて、「モンゴルでは、ラクダのことを、なんというでしょう?」3択クイズです。
1 あんた
2 おまえ
3 てめー
正解は、3 てめーです。子どもたち、大笑い!私もエリカに聞いたとき、笑ったもんね!
そして、最後に、絵本「スーホの白い馬」を読みました。11月のフェスティバルでは、スーホの白い馬のオペレッタを上演予定です。スー・テー・ツァイも、みんなで飲みたいな〜。楽しい、楽しいです。
- 作者: 岩井俊雄
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: ハードカバー
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♪水曜日♪
東京土産のこの本は、もう、大人気でした。次の階には、誰が住んでいるか、予想しながら読んでいきました。子どもと一緒に読むと、一人で読んだのとは、全く違う発見があります。今、うちのクラスでは、この本が大人気すぎて、取り合いになっています。子ども達って、実に、いろんな読み方をするのです。指でなぞって、めいろのようにしたり、自分が住んでみたい場所を見つけたり。岩井さん、たくさんしかけをほどこしておられるのだなあ。深い、深いということを、子どもに教えてもらいました。
- 作者: 瀬田貞二,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1979/08/10
- メディア: 大型本
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♪木曜日♪
これは、私が小さいころ、何度も読んだ本です。こんな手紙のしかけで、お母さんを楽しませたくて、すっごくうらやましかったのを覚えている。もしかして、実際にやったんだっけ?覚えてないけど。
これも、私の中では、秋のイメージ。幸せの匂いが、いっぱいします。
- 作者: わだよしおみ,ならさかともこ
- 出版社/メーカー: JULA出版局
- 発売日: 1984/07/10
- メディア: 単行本
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♪金曜日♪
今日はこれ。時計が、実際に動かせるのが、とっても素敵な絵本。高学年でも、喜んで読む絵本だったり・・・。子どもに、時間を合わせてもらいながら、読みました。
毎日、心が揺れ動くことが、いっぱい!処理しきれてないけど、なんだか、身体がどきどきしています!いい感覚!
でも、迷いはいっぱいあります。感覚って怖いです。人は習慣の奴隷。いつしか、自分で、思わぬ方向に進んでいたりするのです。軌道修正したり、自分を見つめなおしたりするために、本を読もう。本を読もう。
今、教室の窓には、「おいも博物館」。後ろには、「運動会美術館」。ろう下側には、「はじめての絵の具の絵」がつるしてあります。
子どもの絵にかこまれるのって、すごく、すごく素敵な気分です。
今日も、一緒に絵を描きました。図工の時間は、子どもの絵を見てまわったりもするけど、自分も書くほうが、いいということに気づきました。見本とか、そういうことではなく、教師も、一緒に絵をかくことを楽しむといいと思うのです。しばし、本気になって、子どものことを見てなかったりするんですけど、そういう姿を子どもが見るのも、いいんだろうな、と思っています。上手な絵じゃなくて、子ども達に負けない、描きたいように描くことをつきつめた絵を描きたいと思います。
絵の具を使って、表現が自由になるんだってことを、発見しました。
色使いが、クレヨンとは比べ物にならないくらい、豊かですものね。
絵を見た保護者が、「保育園のころと比べて、色使いがみんなきれいになってる」っておっしゃってくれました。そのとおりですね。
初めて使った絵の具がうれしくて、みんな、もう、そりゃあ、色んな色を作って、ぐるぐる画を描きました。
「えのぐ、たのし〜」みんな、ずっと、そう言ってました。
パスを使うときには、「もう、描くのいやや〜、つかれた〜」という子や、「何かいていいかわからん」という子もたくさんいるのに、みんな没頭してかいてました。心地よい静けさでした。
ああ、ちょっと、いっぱい図工でやりたいことが出てきました。
今日描いたのは、Sちゃんから出てきたイメージの絵。Sちゃんの落書きが、出発点でした。1番、絵が苦手かな?と思った子が、楽しく描いた題材は、他の子にとっても、大喜びの題材でした。
みんな、深い海の底にもぐって、泳ぎたいように泳ぎました。
Sちゃんは、深い海の高い家をかきました。そこに、お魚さんがかくれるのです。
こどもたちって、しゃべりながら、絵を描きます。即興の物語です。
昨日の日本舞踊も、めっちゃリアクションが大きかったです。よく、しゃべりながら見ていました。年齢が低い子の場合は、静かに見るというよりも、いっぱいお話して、感じたことを、言葉にしながら見ること、表現しながら見ることが、自然なのだなあ。好ましいのです。そのほうが。そういう劇場や、観劇のチャンスが増えればいいのです。
愛子が言ってました。
「うちらさ、高校の頃さ、演劇は、幕があいて始まるものだと思ってたよね。」
今では、演劇通の彼女。そうそう、丹後で高校生だったころは、そうでした。丹後文化会館のイメージしかないんだもん。
習慣の奴隷です。
色々、大人になると、自由になるものです。そういうふうになりたいです。
授業中も、子どものつぶやきって、すごいと感激する。
10の繰り上がりのある足し算をしています。
かえるを使って問題をしていたら、10になるところで、Sちゃんが言いました。
「バスが満員になったな〜」って。そういう表現って、子どもから、自然に出てきたもの。
自然に出てくるものというのは、子どもに、すっと理解できるものということです。イメージしやすいものということです。とらえやすいということです。
ああ、そういう表現で、教えればいいんやなと思いました。
「あといくつで、バスが満員になるかな?」
ああ、そうか、そうか。
想像力が、私より、よっぽど豊かな彼らに、一緒に教材研究してもらってますわい。
感謝、感謝。