モンゴル7日目:モルツォグ砂丘とファンタスティックな夕陽

モンゴル7日目。

今日は一転していい夢。憧れのあの子と手をつなぐ夢。それだけで、一日、気分がよくなるから、もう、単純。夢であえたら〜ハッピーだよね。そして、なぜか、West Side Storyアメリカを踊る夢を見た。そういえば、踊ったな〜。アメリカで。

朝ごはんは、ツァイと、昨日のトマトパスタの残り。オイルでいためると、パリパリパスタも復活しました。ほっ。

 さて!旅のクライマックス〜!モルツォグ砂丘へ!

 もう、感激したよ。「世界の中心、また発見したな」って、エリカとにやり。2005年のBrooklyn Bridge in NY、2006年のアテネパルテノン神殿前の丘の夜景。2006年の熊本の大観峰。それに続く世界の中心だね。もう、とっておきの景色を見るときは、いつもとなりにエリカがいる気がする。お互い、はやく彼氏を作れよっていいながら、それでも、2人で旅をするのがすきなんだ。


 「モンゴルでは、みんな写真家になれるよ」

 そうエリカがいってたけど、モルツォグ砂丘での写真は、どれも、素晴らしいです。

 アルタン君とダルマ君は、車のマットをしいて、丘を滑り出す。ゆかは、踊りだす。エリカは、もんちっちをうずめて写真を撮り出す(この、ぬいぐるみを旅に連れて歩き、訪れた場所で、そいつをモデルに写真をとるという、映画アメリにも出てくるアイデアは、非常に素敵だと思いました。)



 そして、砂丘で、トイレット。素晴らしい吸収力!と、砂のトイレに感激。わんちゃんになった気分。


 遅めの昼食は、ボーズ。中からじゅわっと肉汁が。う〜おいしい!ケチャップをつけても◎だね!


車に乗り込んで、今日の最後のドライブ。その車中で見た夕焼けは、これまでの夕焼けで、一番だったかもしれない。雲の色が、刻一刻と変化するの。赤、青、黄色、紺色・・・そして大好きなみかん色。

 かなしくも、うれしくもならないよ。

  蜃気楼を幾度もみた。南ゴビからカラコルムへ。ピアノの音。夕暮れ。時間は八時過ぎ。どこまでもつづく道。寂しそうな電柱。新しい美しさを見つけたと思った。同時に、私たちはこどものころにみた景色に再会したのだとも。大切なものはすべてもって生まれたのかもしれない。忘れてしまっていたのだ。めぐりあいの旅なのかもしれない。黄金の夕日との。荒涼の意味との。