英語の先生をしている「しみずっこ」と、「演劇」の話をしていて思いついたワークです。
インプロを英語で、というのは結構普通の発想です。もともと、海外発生のものなので、海外では、英語で行われているのですから。
でも、インプロを初めて以来、考えているのは、インプロを、日本の英語教育に使えないかな、ということ。「英語演劇」はよくあるけど、それとは、もっと違った形で、英語教育にインプロのメソッドを流用できないかな?と思っている。
で、そんな話をすると、例えば?と聞かれたので、思いつきでこんなやりとりを考えてみました。
「イエス・アンド・サークル 英語版」
1.円になる。初めの人が、となりの人を何か物にたとえる。
「あなたは、本です。」“You are a book.”
2.その人は、そのたとえを、受け入れ(Yes)、それに、自分のアイデアをプラスして答える(and)。
「はい、私は本です。しかも、難しい本です。」“Yes,I am a book, and I am a difficult book. ”
3.今、たとえられた人が、今度は、隣の人をたとえていきます。
例:「あなたは、花瓶です。you are a vase.」「はい、私は花瓶です。しかも、赤い花瓶です。Yes,I am a vase, and I am a red vase.」
「あなたは、テレビです。You are a TV.」「はい、私はテレビです。しかも、店で一番安物のテレビです。Yes, I am a TV,and I am a TV which is sold the cheapest price at the store.」
学んだ形容詞を使って…高校生なら関係代名詞を使って…。遊べそうですね。
※1.最初は、大きな円で一周してやってもいいです。ルールが分かれば、少人数で、分かれてやると、自分の所に何度も順番がまわってくるので、それもgood。
※2.相手に受け入れやすいボールを投げること。たとえられて、嫌なものもありますものね。