指押しゲーム☆

アメリカの小学校の教室にあった本棚。

〇今のクラスの子ども(6年生)も、去年受け持った子ども(4年生)もお気に入りのゲームです。アメリカで小学校の先生をしているReneeの教室で教えてもらったゲームです。

1.6人程度の子どもが前に出る(オニとしましょう)。他の子ども達は、席についている。
2.「よーい、スタート」で、6人以外の子ども達は、右手の親指を立てた状態で、机に伏せます。
3.6人の子ども達は、机の間を歩きまわり、誰かの親指をそっと押して倒します。(指相撲のように)
4.全員誰かの指を押し終わったら、みんなに顔をあげてもらいます。
5.指を押された人は立って(6人いるはず)、一人ひとり順番に、6人の中の誰が自分の指を押したかを予想して言います。
6.全員言い終わったところで、6人から、誰を押したか発表していきます。
7.予想があたっていた子どもは、そのオニとチェンジして、今度は自分がオニとして指を押せます。
8.予想が外れた子どもは、また、席に座ります。ばれなかったオニは、もう一度オニを続けることができます。

ここまでで、1ゲームです。

・慣れてきたら、子ども達だけで進め、楽しむことができます。
・顔を伏せるので、シーンとした状態が作れます。
・ちょっとした合間の時間や、教師が教室を離れないといけないときに使っています。

<配慮点>
・何ゲームしても、指を押されることがないと「つまらない」と言い出したり、「やりたくない」と言い出す子もいます。できるだけ、指を押す側は、いろんな人が指を押されるように配慮したり、人数が多いクラスでは、指を押す側の人数を多くしたりするといいです。(少人数クラスの方が、やりやすい)

・指を押す時間を1分くらいに区切ると間延びしません。タイマー大活躍!


☆最初は、男子は男子、女子は女子の指を押そうとしますが、そうすると、すぐにばれてしまうので、だんだんと異性の指を押すようになっていきます。押す方も押された方もニヤニヤしています。かわいらしいです。