くうき


来週末の6年生を送る会に向けて、
「これまで6年間に運動会や学習発表会にしたパフォーマンスのメドレーをしたい」ということで、
それぞれ発表したいところに所属して、パフォーマンス練習。

1年生チームは、ディズニー「ナミナミナ」。
男の子も女の子もいっしょに、ナミナミナ。
めっちゃかわいい。一緒に踊る。

発表のタイトルは、『想い出を風にのせて』。



軽やかになる一方で、どんどん、低音に沈み込んでいく感じもしながら。
単純で複雑で。
今日もいろんなことがあった。
最近、こどもたちの口調がどんどんわたしに似ているような気がして、
ああ、そろそろ別れの季節だな、と思う。
もう、わたしが言わなくてもいいし、
これ以上似てもらっても困るし。

それだけじゃなくて、いっしょにいた人間だけが持つ、独特の笑いとか、空気感みたいなものがある。
目に見えない。言葉にもしがたい。
同じ時を生き、同じ空間で呼吸をし、同じ声を聴いた者のもつ。
それは、家族のようだ、と言えるのだと思う。
そういう、不確かな一体感、季節が変わり、空間が変われば失われる感覚を、
愛おしく、思う。


冬から春にかけての光は、白い。
そう、白い。白い光。
窓際に座るあの子の背中があたたかった。


夜のうた。