2年ほど前の研修会の資料を、押入れの中から探す。
本やら資料やらでごった返したカオティックな押入れの中をがさこそしていると、
思いもよらぬお宝が見つかる、見つかる。
失くなったと思っていたMacBookとプロジェクターをつなぐケーブルとか(高かったのに、1回も使ってない!!)、先日熱が出た時にどうしても見つからなかった体温計とか、青年団の芝居台本とか、とにかく色々出てくる。すごーい。
そして、ついにお目当ての資料も見つかる。やったー。
物を探すといいことあるね。
午後はとある研修会。前半は講演を聞き、後半の分科会で20分のレポート発表。
なんというか、全てが少しずつくい違ったことを、どんなふうに受け止めようか。
今日の講演で、とある質問をされて思い出した絵本。
『ちいさな星の子と山ねこ』
子どもの頃、なんどもなんども読んだ絵本。
私は、星の子とも、やまねことも似てないなあって思いながら、
うす暗い闇や、母のところに帰れない心細さや、マントを破ってしまった後悔を、不安な気持ちで見守りながら読んでいた。
それでも、絵本には、安心なおしまいがあり、傍には母という安心があり、
その二重の安心があるから、心細い展開をちゃんと見守ることができたんだと思う。
- 作者: にしまきかやこ
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1987/06
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
誕生日には、こぐま社からの絵葉書が届くことになっていて、
『ちいさな星の子と山ねこ』のそれも、ずっと持っていた。
押入れの中には、そんなものが、とにかく、ごちゃごちゃと
埋まっている。
左肘の関節に残った発熱の残り火のような痛み。
じりっと、時折、そこに節があるということを主張するように疼く。
熱はもう下がったというのに、その疼きだけが残り。