Cut

昨夜はよく眠れた。
久々にぐっすりと。
ねずみが出てきた。





脅威。
そういうものが、誰にでもある。
ねずみにとっての猫のような感じかな。



書評のためのマンガを読み返しながら、
生きることは、その脅威との戦いで、
ああ、本当にsurviveしなきゃならないんだ、って思う。
誰も、そのsurviveの方法なんか教えてくれないわけだ。
学校なんか、脅威を集結させたような空間で。
私にはそうだったし、今もそうだ。




でも、その脅威を感じることで、自分の輪郭は際立ち、
世界のとらえ方はセンシティブになるんだと思う。



それで生きやすくなるかはわからない。
多分、ならない。






680字の文章を書きながら、
ああ、この言い回しは気に入ったから使いたいな、とか、
よし、真実に近づいた気がする、とか、思いながら、
でも、字数オーバーして削らないといけなくて、
泣く泣くカットして、
文書の一番最後にペーストして、もしものためにおいておくけれど、
そうして、Cut-and-Pasteされた文章は、ほぼ使うことはない。
目の前に残ったもので、あるもので、構築していくしかないとなれば、
そこに最善が出てくるわけだ。




書くという行為の中で、学ばれる生き方ってある。