瞳にはじまり、瞳におわる。

旅の終わりにまぬけな理由で左眼を傷める。
健やかであることは、それだけで泣きそうにありがたいことだって思うことの多い旅だった。
出発できただけで、幸せだって。
同時に。
旅に出ると、必要だと思っていたものがなくても大丈夫だっていうことに、不意に気づいたりする。
その手放す感じは、幸せなdepressionなのだ。
絶望は、誰かに、あるいは出来事にするものじゃない。
自分で自分に与えるもの。



ハプニングいっぱいの旅。
いっぱい感情が動く。
振り回されることを、
少し大人になりかけのぼくたちは、
祝福していると思う。
雨の海岸を走って、
君がたどり着いた時、
ただ嬉しかった。
思いがけない旅のハイライト。



サタデーナイト・シネマ。
菊池亜希子と花巻に惹かれて「よだかの星」。
特典の菊池亜希子のインタビューがよかった。
役を生きることと、発達課題に向かうことについて考える。



そうか、花巻に行くんだなと思う。



どんどん自分自身の興味関心が狭まっていっているし、
モチベーションを保つことこそが難しい。
だからこそ、純粋に学びたい、という気持ちだけは、守っていたいと思う。



夜更けにシェエラザード
明日には、封を切れずにいる手紙を読む。