それでいいよ

今日は小学校の同窓会。
小さな田舎町の小学校では、クラス替えはなく、6年間、ずっと同じ仲間たちと同じクラスだった。
卒業の時、24名だったわたしたち。

22歳のとき、初めて同窓会をした。

(当時の記事:http://tururatta.dreamlog.jp/archives/3731900.html

今日は、2度目の同窓会。
わたしたちは30歳になった。
前回会ってから8年ぶり。
卒業してから18年ぶりの再会。

今、受け持っている6年生の姿を重ねながら、自分たちが6年生だった頃を思い出していた。

同窓会の準備中、幹事ののむさんが、わたしに尋ねた。
「ゆかりちゃん、小学校時代を、漢字一文字であらわすと何?」
わたしは、こう答えた。
「闇、、、かな〜。」

とにかく、未来が見えないことばかりだった。
学校での人間関係も、家族問題も、自分のことも、ぐちゃぐちゃで、混沌としていた。
先生にも、友達にも、いっぱい迷惑をかけた。もちろん、家族にも。

でも、わたしは今、幸せに生きている。
同じクラスで過ごした仲間たちも、それぞれに、いろんな哀しみも通り過ぎながら、今日は、素敵な笑顔だった。
小学校の時の表情とは、みんな、全然違うよね。関係性も。
わたしは、目の前にいる子どもたちの姿が、その全てだと思ってしまいがちだけれども、小学校時代が、全てじゃない。
たくましく、つつましく、愛を語り生きているかつてのクラスメイトの姿に、不思議に勇気づけられた。

もしも、ある時代が苦しいものだったとしても、うまくいかない時間だったとしても、
いつか、その過去を、おだやかに、愛おしく見つめるわたしたちであれたら、それでいい気がする。
peacefulな未来を描いて、ずっと広く、深く、おだやかに、今を受け入れいていたい。
わたしたちは、静かに変わり続けている。それを、未来のわたしたちは、互いに発見するだろう。