レイトショーで風立ちぬを観てきました。
三浦綾子の「道ありき」や、それを読んでいた頃のことが、思い出されました。
旭川を訪れる前にみることができてよかった。
そして、小さく泣きました。
ユーミンのひこうき雲は、小学生の頃、母のカセットテープで聴いてなんて、かなしい曲だろうと思った。小学生の私には、聴くことがつらいほどでした。
ジブリ映画の断片、断片は、しまってあった記憶を引き出して行く。観た後、どこかすがすがしく、洗われたような心地。
少しの不幸せを愛する私には、映画を味わうに必要な落ち込みや切なさを、たくさん味わってきたことが幸せに思える映画は、いい映画だと思います。