みみをすます

新学期、始まって、怒涛の1週間が終了!

  いろんな感情が交錯する。

 4日前まで、宙に浮いていた名前。今は、思い浮かべると、1人ひとりの詩が浮かんできます。

 出会うとは、そういうことです。出会ってしまいました。29人の5年生。とっても素直で、かわいい子どもたちです。

 学級通信の名前は、『みみをすます』です。

 3月の時点では、『耳をすませば』にしようかな〜なんて、考えていましたが、色々考えた結果、『みみをすます』にしました。

 対話したいです。聴き合いたいです。心の声も、身体の声も。友の声も、自分の声も。

 谷川俊太郎の『みみをすます』・・・これも、おいおい、紹介しようと思います。

 『みみをすます』・・・これは、私が今年目指す学級経営のテーマでもあり、子どもたちに目指してほしいものでもあります。

 初日は、そんなことを、語りました・・・そして、それを行動として実感できる出会いのワークをしました。

 人間らしく、私らしく。

 子どもを信じることから、始める。

 これが、私の決意です。苦しさからの、再出発です。ここで、修行し直しです。

 星の王子さまが、バラを残して、旅に出たように、私も、また、そうすることで、バラを本当に、愛したいと思うのです。

 ・・・


 今、膝に違和感があります。それだけで、気分が、落ち込む。

 落ち込むときは、とことん落ち込む。それは、私の得意技です。

 そして、そういうときは、血の通った文章を飲みたくなります。

 私の身体に、血を通わせる文章を。

 そうして、また、生き返って、歩み出す。

 落ち込むため、生き返るため・・・つまるところ、感じるため。

 感じる、ゆえに生きている。