ぼくのパイプスパイダーマン、見て行って。

 “ぼくのパイプスパイダーマン見て行って”

 最初は何のことかわかりませんでした。

 うわお。

 団地の一階から五階、そして屋上までつながるパイプを、のぼる、のぼる。3階まで。

 鍵を忘れてしまった子のかわりに、ベランダからその子の家に入って、中から鍵を開けてやるのだそう。

 お家には誰もいない。何時に帰って来られるかもわからない。

 Kくんと、Eくんの、なんともいえない絆を感じました。

 こういう生き方、いいです。

 今日の読み聞かせはこれ。

地球はえらい (みぢかなかがくシリーズ)

地球はえらい (みぢかなかがくシリーズ)

 素晴らしい本です。内容的には、結構難しいけど、子ども達は、目をきらきらさせて読むんですよ。

 地球の誕生、生命の誕生は、わくわくせずにはいられない、お話なのです。