絵本という幸福

 
 ほぼ毎日、読み聞かせに取り組んでいます。

 季節感を大切に。伝えたいことを大切に。子どもの興味を大切に。学習内容を絡ませて。

 絵本をもとにして、いっぱい話が広がります。

 うちの学校では、毎日、給食新聞が、カラーで出ます。それも、食育としてはもちろんのこと、国語にもなれば、生活にもなる。生きた教材です。楽しみです。

 今日読んだ本はこれ。

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

 この絵本は、私にとっては、9〜10月のお話なのです。

 「さきゅうってなに?」を話し合いました。「鳥取砂丘ラクダがいたよ。」というと、「先生、ラクダの肉食べたん?」と聞かれました。完全に、モンゴルの羊肉の話と混乱しています。笑 ラクダの肉って、食べれるのかな〜??

 国語は、「サラダでげんき」。と〜っても、ゆかいなお話です。料理が出てくる本は、大好き。
 
 最近、絵本に出てくる料理シリーズが、人気です。最近でもないな。数年前から。

 母親が、「ぐるんぱのようちえん」に出てくる巨大ビスケットを作ってくれたときは、驚き、感激したものです。

 料理は、あんまりしない私も、こういう本は、ついつい買ってしまいます。

 

絵本の中のおいしいスープ―こどもとつくるものがたりのレシピ36 (INFOREST MOOK)

絵本の中のおいしいスープ―こどもとつくるものがたりのレシピ36 (INFOREST MOOK)

 だって、秋は、スープの季節。日本も、アメリカみたいに、スープバーが、いっぱいあればいいのに。アメリカの具沢山のスープ、大好物でした。

 さてさて・・・絵本。

 私、小さな頃から、絵本の中に住みたかった。

 「14ひきシリーズ」を読んでは、ふとんのなかで、のねずみごっこをして、弟と遊びました。えさをとったり、かくれがを作ったり。

 

 詩的でささやかでユーモラスな、絵本の世界は、常に私の憧れです。

 秋〜冬にかけては、林明子さんの絵本がいっぱい読みたくなる。

 家庭の匂いがします。はやく、ファミリーがほしくなります。