モンゴル2日目:ダワーの実家のゲルにおじゃま〜!

モンゴル2日目。

朝9時半集合で、ダワー@モンゴル人で日本への留学経験ありと、ダワーの実家(ウランバートルから約50㎞離れた草原にあるゲル)へ。途中の道はデンジャラス。道なき道を往くというのは、こういうことなのね。



初めて入るゲルの中は、ひんやりとして気持ちがいい。ゲルの中には色々礼儀があるのだけど、まあ、みんな、そんな堅苦しくなく、くつろいでいる。

暑い!けど、熱々のスー・テー・ツァイでもてなしてくれる。これが、モンゴル流だね。冷たい麦茶に慣れていると、ちょっと抵抗あるかも。

ダワーの従兄弟の子どもが3人いて、みんな、かわいいの!特に、一番ちっちゃいジャマーが、めっちゃ愛らしくて、ケタケタ笑うので、いやされっぱなし。子どもはどこの国でも、宝物だね。





食べたもの、飲んだもの

・アルサラッド(きゅうり・チーズ・油・塩)・・・生野菜が少ないモンゴルのサラダの瓶詰め!アムツタイ・シュー!!(おいしいよ〜)

・馬乳酒。モンゴル語では、アイラグ。夜に、絞りたての馬乳を、大きな入れ物にいれて、手動で混ぜる、混ぜる。昨日作った馬乳酒は、ゲルの中で、パチパチと発酵していた。モンゴルでは、小さな頃から、このアイラグを飲むんだね。そりゃあ、アルコールに強いわけだ。結構おいしい。甘酒みたい。お薬とも言われているんだって。

・ウルムとパン。ウルムは、あっためた牛乳の上にできた膜のようなもの。甘いような、味がないような。食感は甘そうなのに、あまり甘くない。たくさんは食べられず。あったかい牛乳も、苦手だったので、今回の旅で初めて飲んだ。チャレンジャ〜。

・ボーズ。水餃子の中に、羊のお肉がはいっています。シュル(スープ)の中に、お野菜と、ボーズをいれて、ことこと煮込む。アムツタ〜イ!


・ボルツ。干し肉。冬の間、お肉を乾燥させておくそう。ぽそぽそになったボルツは、おつまみにいける感じ。臭みが少なくて、結構おいしい。

モンゴル語で1〜10を覚えようとするも、かなり難しい!1〜5は何とかいけても、6と7に苦戦。子どもが、「もう覚えた〜?」と、テストしてくるが、答えられず。ハマ〜グイ(愚か)な私。それに比べて、子どもちゃんは、「いち、に〜、さん、し〜、ご〜」と、1度きいただけで、完璧に日本の数をとなえる!チ〜オハンタイ(あなた賢い)!!

モンゴル人は、みんな目がいい〜。記憶力もいい〜らしい。そして、髪の毛、みんなさらさら〜。乳製品のおかげとか。ほんと、みんな、ミルクと、肉で生きてます。

日光にあたると、眠くなる私。エリカと車の中でお昼ね。子どもたちが、やってくるが、かまわずぐ〜ぐ〜。西日があたって暑くても、めげずにぐ〜ぐ〜。どこでも、ここでも、ようねるな〜!と自分につっこむ。

「馬にのってみない?」と、ダワーが誘ってくれる。初めての乗馬。木の鞍なので、股がすれて、痛い!馬が、鼻のまわりの小さな虫を払おうと、首を縦に振るので、その度にきゃ〜きゃ〜叫ぶ。それを見て、隣で、軽々と馬にのる男の子が笑う。エリカは、前にも乗ったことがあるみたいで、颯爽と乗る。かっこい〜。子どもたちは、5歳くらいから乗るそうで、本当に馬に乗りなれている。小学校2年生とは思えないほど、馬をのりこなしていて、惚れ惚れ。かっこいい!ジャマーは、馬にのるまねをして、自分のお尻を叩いて、走りまわっていて、超かわいい。



牛の乳搾りもさせてもらう。見るは易し、行うは難しとは、このこと!指に圧力をかけるも、まったく搾れず。ダワーやお母さんは、ばしゃばしゃ搾っているのに、私は、プシュ、プシュッ・・・。乳搾りって、体力いるんやなあ!子牛に、まずお乳を飲ませてから、乳搾りをすると、よくお乳が出るんだよ〜って教えてくれる。

モンゴルの夕暮れは、夜の8〜9時。牛や馬の背中を、夕陽がゆっくり染めていく。360度地平線が見える中、沈む夕陽の美しさは、言葉にできません。


夜は、アイラグをみながら、踊ったり、星空を味わったり。

そして、大草原のトイレ!トイレットペーパーを持って、「馬をみにいってくる(トイレに行くの意)」の。星空をみながらのおしっこは、素敵だ〜。これも、モンゴル旅行の醍醐味やと思う。

 汗はかいているはずだけど、風がとてもさらりとしていて心地よいので、体がまったくべたつかない。だから、お風呂に入らなくても、それほど気にならず。日本とは大違い!

 夜は、ゲルはキャンドルナイト。これだけで、もう満たされる。

ゲルの中に、お布団をしいてもらって、ダワーとエリカと3人娘、並んで寝る。お母さんに、朝陽を見たいから起してねって頼む。おやすみ〜。