インプロのゲーム「取調べ」をヒントにした英語のアクティビティーを考えました。
・・・「取調べ」は、3人一組で、「犯人」役と、「刑事」役を作り、2人の刑事が、犯人に、「誰を殺したか」「どこで殺したか」「凶器は何か」を白状させていくゲームです。オーディエンスと、あらかじめその白状させる事実を相談しておくので、観ている方も、たのしいったら!犯人役は、自分が、「誰を殺したか」「どこで殺したか」「凶器は何か」を知らないので、刑事は、うまく誘導尋問しながら、言わせちゃうわけです。う〜ん、これぞ、腕のみせどころ。そして、まさに、即興劇といえるワークだと思います。・・・
さてさて、で、この「取調べ」をヒントに、「今、会いにいきます」というゲームを開発しました。
『今、会いにいきます』ゲーム
☆ジュリアさん(AET)は、ある有名人と運命の再会を果たします☆という設定です。
クラス全員で、「ある有名人はだれか」「どこで会うか」「有名人が持ってきたプレゼントは何か」を決めておきます。
例えば・・・「ミッキーマウスに」「マクドナルドで」「めがねをもらう」
「ハリーポッターに」「学校で」「デスノートをもらう」
「スヌーピーに」「ゲームセンターで」「指輪をもらう」・・・こんなお題を出します。
そして、ジュリアさん(AET)が、その3つを答えられるようなヒントを出していきます。うまく、ジュリアさんに伝わったら拍手!
ヒントには、カタカナ英語やジェスチャーを取り入れるようにします。
「ハリーポッター」といわせたいときは、「マジシャン!」とか、「マジカルアカデミー」「ムービー」「グラッスィーズ」などのヒントが飛び出していました。
「スヌーピー」は、「ドッグ」「USJ」の2ヒントで、BINGO!
「ゲームセンター」は、カナダには、そういった施設の名称がないってことが判明。いいたいことはわかるけど、名前がわかんないわ、というAETの弁。
伝えたい!伝わらない!ああ、その伝え方、いいねえ!
「これって英語でどういうの?」そんな声が飛び交います。
文法なんてわからなくても、正しい発音がわからなくても、「どうにか伝えたい」という思いが、表現力を磨くのだと思います。
実際、今日、ユニークな表現で伝えようとしていた子ども達が何人かいて、感心しました。
AETの先生と、主体的なコミュニケーションを図るゲームとしてもおすすめです。