ちょうちょ。アスファルトになっていない道は落ち着きます。丹後を思い出す。
山!ど〜んとかまえています。静か。川のせせらぎが響いています。なんていいところなんでしょう。
ずっと佇んでいたくなります。天気もよくて、風が吹いていて、気持ちのよい午後でした。
土と戯れるのは、ほんとうに心地よい時間でした。指先の動きにかかっているそうです。のばして、こねて、さて、何ができたでしょうか。
大学から窯元のある今田町まで行く道が、とっても魅力的な道でした。
今度、誰か訪ねてきたら、ここを案内しよう!と心に決めたのでした。
最近は、蛙の声が響き渡る中、眠りにつきます。
この幸せ・・・夏はこうでなくっちゃ!
もちろん、遠くで聴こえるからいいのですが。
夏の匂いがしてきました。summer smells.私は、これにめっぽう弱い。
匂いって、色んな記憶を封じ込めています。
夏の夜、幼馴染と川べりにすわりこんで話し込んだこと。
家出して、公園のベンチで寝たこと。
テスト勉強して徹夜明けに見た朝焼け、朝露にぬれる夏草。
曲がり角を曲がればそびえたつ名前も知らない山。
思い出すのは、何気ない日常の風景ばかり。
イベントや旅行ではない。
二度と戻れない場所っていうのは、いっぱいあります。
戻ってみても、それは、「あのころ」ではない。
実家に帰省するたびに、味わう安心とさびしさ。
幸せな十代だったのだと、改めて思います。
ちょっと、昔を懐かしみたい気分です。