夏の終わりに33歳になった。
誕生日は、生まれてからずーっと夏休みだった。
今年、夏休みが短くなり、初めて誕生日に働く。
それはそれで、いい日だった。
職場の同僚に祝ってもらい、
残業もちゃんとして帰ってきた。
5年生の授業。
京都府下の小学校5年生が取り組む「かぞくのきずな」をテーマにした作文。
これまた、私には、難題。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という、男の子とおじいちゃんの関わりを描いた絵本や、
昨年度の入賞作品の中の数編を使いながら1時間目の授業を構成する。
授業が終わってから、ティーム・ティーチングをしていた先生が、「泣けてきました」って声をかけてくれる。
そう、じーんとくる絵本なのだ。
- 作者: いとうひろし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/10/17
- メディア: 単行本
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家族のイメージ。
小学生の頃の私にとっては、「難しいものだった」という話もする。
うんうん、とうなづく子も中にはいる。
11歳の頃の私が、もし、「かぞくのきずな」というテーマで作文を書かなければならなかったら、
何を書いただろうか?
きっと、大人を泣かせる、いい作文を書いただろうと思う。
33歳。
この歳で、自分の中に長年蓄積され続けた問題との決着がつくはずだ、という気もしている。
朝起きると、母からのメールが来ていた。
ありがとう。
たくさんのBirthday message、うれしかったです。
みなさま、ありがとうございます。
私は、メッセージを送ったりほとんどしないので、
みなさん、ほんと、すてきだなって思います。
今週末は、湯川さんのライブ。
33歳の彼女の歌声が聴きたくて。
ゾロ目イヤーはじまり、はじまり。
すてきなこと、ゆかいなこと、いっぱいありますように。